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2月下旬の感染症の動向について・・・【 小児科 】|きくな小児科皮ふ科内科クリニック|菊名駅の小児科・皮ふ科・内科

2月下旬の感染症の動向について・・・【 小児科 】

1週間前は夏日(25度)のような季節外れの気温になったり、今日は日中の最高気温が5度にも満たない極寒のような気温になったり、そんなとっても変わった1週間でした。。。。

2週間前からスギ花粉の本格的な飛散が開始となっていますが、その後の雪や低温の影響もあり今年はスギ花粉飛散の期間が長くなることが予想されます。花粉症も含めて体調管理には気を付けてください。

2月下旬の菊名周辺の感染症の動向をお伝えします。

新型コロナ感染症はピークを越えて減少傾向です。現在の新型コロナ感染症は胃腸症状や高熱など胃腸炎やインフルエンザなどと区別がつかない症状となっていますので注意が必要です。

横浜市ではインフルエンザB型が流行しています。インフルエンザは発熱早期に抗インフルエンザ薬を使用する事で、症状が軽減すること・ウイルスの排出が減少すること、家族への感染が減少することがわかっています。発熱時は早めの受診・検査・内服をお勧めします。

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は、やや減少傾向です。感染を予防するために、手洗い・うがいを心がけましょう。

溶連菌感染症やアデノウイルス感染症は一部の保育園を除き落ち着いています。

感染性胃腸炎やアデノウイルス感染症はアルコールでは感染を予防できないので、石鹸等での手洗いが感染を予防するために重要です。