鼻に入ってくるアレルゲン（埃・ダニや花粉など）に対し、アレルギー反応が起こり、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・鼻の痒み等が引き起こされる疾患です。アレルギー性鼻炎には通年性と季節性があります。

アレルゲンの除去・回避のほか、飲み薬・点鼻薬・点眼薬などの治療が基本です。6歳以上の方で、内服・点鼻・点眼薬などを継続していても症状が強い場合には、舌下免疫療法が適しています。

もう少し詳しく知りたい方は、リンク先のコラムをお読み下さい。

小学生以上の方で舌下免疫療法を希望される場合には、下記の動画を視聴されてからアレルギー疾患で通院されている医療機関に受診されることをお薦めします。

スギ花粉症｛シダキュア動画｝・アレルギー性鼻炎（ホコリダニ）｛ミティキュア動画｝

皮膚のかゆみや湿疹、花粉症に対して、治療しているのになかなか治らない時には、増悪因子となっているアレルゲンを特定し、より効果的な治療をすることが大切です。

例えば、アクセサリーやインプラントなどの歯科金属に使用している素材でも金属アレルギーを起こす可能性はゼロではなく、手荒れや皮膚炎の原因になることがあります。パッチテストでは「ニッケル」「クロム」「金」「コバルト」の金属アレルギーを調べることができます。気になる方は事前にご相談ください。

当院では保険適応の下記検査に対応しております。

1. View39（血液検査）
   蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、鼻炎などアレルギー疾患の原因になりうる代表的な39種類（花粉、カビ、動物、食物など）を一度の採血で調べられる血液検査です。
2. パッチテスト
   アレルギー性接触皮膚炎の原因になりうる21種類（金属、化粧品、ゴム製品など）を皮膚に貼ることでアレルゲンを確認することができるパッチテストです。