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熱中症に御注意を・・・その3|きくな小児科皮ふ科内科クリニック|菊名駅の小児科・皮ふ科・内科

熱中症に御注意を・・・その3

熱中症の症状が進むと、どのような症状になるのでしょうか?

 

多量の汗をかいてしまうと、脱水や電解質不足に陥り、筋肉痛やこむら返りなどが出現し痙攣を起こすことがあります。これを「 熱痙攣 」と呼びます。

 

さらに症状が進むと、汗をかいても一定の体温を保つことが出来なくなり体温が上昇します。意識が混濁したり体温が上昇した状態を「 熱射病 」と言います。

 

このため、熱中症により体温が上昇した状態は最重症な状態であり、自宅で水分を摂取したり経過を見たりできる状態では無いため、速やかに救急車を呼んで救急病院や総合病院などを受診したほうが良いと思われます。その4へ