保育園で塗り薬を塗るには・・・【 小児科 】
- 2023年4月20日
- 小児科
オムツかぶれ・よだれかぶれ・食事による口の周りのただれなどの接触性皮膚炎やアトピー性皮膚炎等の皮膚の疾患にでは、適した外用剤を小まめに外用することが重要です。
幼稚園や保育園に通園していると小まめに外用剤を塗ることが難しく、治るのに時間がかかることもあります。
上記の理由から通園施設での外用剤を使用する目的で「与薬に関する主治医意見書」を持参しされる保護者の方がおられますが、横浜市の規則・指導では「そのような理由での通園施設における外用剤の塗布については主治医意見書で記載できない事」になっています。
しかしながら、保護者の希望があり通園施設側の同意も得られている状態の外用を妨げるものでもありません。
当院で作成した「与薬に関する主治医許可書」に、保護者と通園施設側のサインを記入して持参して頂ければ、外用剤の使用方法について書類に記載させて頂きますので、御持参ください。
今週のコラムは、17日はよだれかぶれ、18日はオムツ皮膚炎、19日は乳児寄生菌性紅斑(皮膚カンジダ症)でした。