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きくなコラム

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喘息の診断と治療・・・その8|きくな小児科皮ふ科内科クリニック|菊名駅の小児科・皮ふ科・内科

喘息の診断と治療・・・その8

喘息の症状は夏には落ち着くのですが、夏特有の気を付ける点がいくつかあります。

 

喘息の人は化学物質の臭いや煙に対して過敏であることが多く、においや煙を吸い込むことにより喘息の発作が誘発されることがあります。

 

虫よけスプレー・虫除け剤・蚊取り線香などの臭いや煙により、喘息発作が誘発されることがありますので、使用は控えたほうが良いかもしれません。

 

お盆の時期に実家に帰省される事も多いと思いますが、仏壇等の線香の煙、ペットの犬や猫、埃などにも注意が必要です。

 

夏には花火をしたくなるのですが、花火の煙は喘息発作を強く誘発するため、喘息のある人は花火をしないようにする事が重要です。

 

どうしても花火をしたい場合の対応として、自分自身は花火から少し離れた風上の場所から眺めるのが良いでしょう。花火の煙さえ吸い込まなければ、喘息の発作を認める可能性は低くなります。

ただし、やっぱり花火をしない方が安心です。。。