8月下旬の感染症の動向について・・・【 小児科 】
- 2023年8月27日
- 小児科
第105回全国高等学校野球選手権で神奈川県代表の慶應義塾高等学校が優勝しました。1916年の第2回大会以来107年ぶりの優勝とのことです。
第2回大会の正式名称は「第2回全国中学校優勝野球大会」であり、当時は旧制中学校として参加していて、出場校数は12校、球場は大阪府の豊中グランドだったそうです。甲子園球場は1924年(十干の甲・十二支の子の年)になって完成したため、当時にはまだ存在していませんでした。
慶應義塾高校学校の学校名は今とは異なり、当時は「慶應義塾普通部」と呼ばれていて、学校所在地も東京都三田であったため「東京都代表」として全国大会に出場しています。
1949年10月になって慶應義塾高等学校として日吉へと移転したそうです。
なので、神奈川県代表の慶應義塾高等学校としては初優勝なのかも?とも思ってしまいました。
8月下旬の菊名周辺の感染症の動向をお伝えします。
ウイルス性胃腸炎(嘔吐下痢症)、ヘルパンギーナ( 手足口病 )はほぼ落ち着いています。
RSウイルス感染症が、保育所等で散発しています。
RSウイルス感染症は、鼻汁・鼻閉・咳嗽と極軽症の風邪のような症状から始まりますが、徐々に悪化する事が多いのが特徴の感染症です。喘息のあるお子さんや乳児期早期のお子さんが罹患すると呼吸症状が悪化しやすいため、早めの診断・対応が肝心です。
インフルエンザや新型コロナ感染症が、小学校の学童保育や中学校の部活を通して流行している学校が散発しています。
「九州・沖縄地方では新型コロナやインフルエンザが流行」しているため、新幹線や飛行機を使われた後の発熱や帰省から戻られてから発熱した場合には、上記の感染症にご注意ください。