小児の新型コロナPCR検査について
- 2022年8月21日
- 小児科
新型コロナPCR検査は感度・特異度ともに優れている検査で、感度:70%以上、特異度:ほぼ100%と考えられています。
感度とは、陰性であったら感染していないと判断する精度
特異度とは、陽性であったら感染していると判断する精度 と考えるとわかりやすいと思います。
ただし、発熱していない状態での検査や発症直後の検査では、感度が低くなる可能性が報告されていますので注意が必要です。
PCR検査が陽性となった場合、成人では発症日から2週間程度、小児では発症日から3週間程度の間、PCR検査が陽性となる可能性が報告されています。
症状が持続している場合には、継続して同じ医療機関を受診することにより、適切に発症した日を判断する事が必要となります。