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RSウイルス感染症が流行しています・・・その1|きくな小児科皮ふ科内科クリニック|菊名駅の小児科・皮ふ科・内科

RSウイルス感染症が流行しています・・・その1

季節はずれのRSウイルス感染症が、今年もなぜか近隣の保育園・幼稚園で流行しています。

先週の横浜市衛生研究所の小児科定点報告において、まだほとんど報告されていませんが、当院では先週だけで10名以上の保育園児が迅速検査:陽性となっています。

迅速検査を行わないと診断できない感染症のため、見逃されている症例が多いのでは?と考えます。

 

でもその前に、「そもそもRSウイルスのRSって何?」と思われる保護者の方もおられるかも・・・

RSウイルスは、respiratory synsytial virus の略称です。respiratory とは「呼吸の」という意味で呼吸器系の疾患を起こしやすいウイルスという意味です。

 

乳幼児のウイルス性下気道症状(気管支炎・肺炎・細気管支炎など)の中で最も頻度が高い原因ウイルスと言われています。ほとんどのお子さんが、2歳までに一度は感染・発症するウイルスの一つです。 その2へ