10月2日から インフルエンザワクチンの接種を開始します。。。
- 2023年9月19日
- 小児科
令和5年度インフルエンザワクチンの接種について、令和5年9月20日から予約を開始し、10月2日から接種を開始します。
これに先立って、予防接種時の注意点を数回に分けて御説明します。
その1として、予防接種をするまでの注意点について・・・
予防接種により異物が体に投与されると、接種された異物に体が適切に反応し、体の中でウイルスや細菌に対する抗体が産生されます。これを「免疫応答」と言います。
接種時に風邪をひいていたり、病気が治っていない状態で予防接種を行うと、上記の免疫応答が適切に起こらず、予防接種の効果が減弱すると考えられています。
半年以内に輸血・免疫グロブリン・免疫抑制剤などの薬剤を投与をされている場合や基礎疾患があり治療や経過観察中の方は、予防接種をおこなっても適切な効果が期待できない事があります。
てんかんの発作・痙攣発作があった場合には、数か月間(単純性熱性けいれんの場合は1か月間)程度は予防接種を見合わせたほうが良い場合があります。
疾患の種類や症状により予防接種を行えるようになるまでの期間が異なりますので、前もって主治医に相談しておかれると良いでしょう。 その2へ