9月上旬の感染症の動向について・・・【 小児科 】
- 2023年9月10日
- 小児科
10月からインフルエンザウイルスワクチンと新型コロナウイルスXBB.1.5の二つの予防接種が開始となります。
当院での接種について詳細が決定しましたら「お知らせやコラム欄」で御報告させて頂きます。
9月上旬の菊名周辺の感染症の動向をお伝えします。
インフルエンザや新型コロナ感染症が、菊名周辺の小学校や中学校で流行していて学級閉鎖となっている学校もあるようです。
インフルエンザは発症早期に抗インフルエンザ薬を使用する事で症状を軽減させることが可能となり、併せて家族内での感染を減少させることがわかっていますので早めの受診をお勧めします。
ヘルパンギーナは落ち着いてきましたが、手足口病の患者が散発しています。
アデノウイルス感染症・溶連菌感染症の方がやや増加傾向です。溶連菌感染症は適切に治療しないと感染後2~3週間頃に急性糸球体腎炎を合併する事がありますので注意が必要です。