3月下旬の感染症の動向とスギ・ヒノキの花粉飛散について・・・|きくな小児科皮ふ科内科クリニック|菊名駅の小児科・皮ふ科・内科

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3月下旬の感染症の動向とスギ・ヒノキの花粉飛散について・・・|きくな小児科皮ふ科内科クリニック|菊名駅の小児科・皮ふ科・内科

3月下旬の感染症の動向とスギ・ヒノキの花粉飛散について・・・

先週は雪が降り真冬の寒さかと思えば、今日23日は25℃近くまで上昇し夏日となる可能性も・・・

日々の気温差に加えて一日の最高・最低気温の差も大きく体調管理が難しい日が続いています。。。

菊名周辺では一旦落ち着いていたインフルエンザですが、3月中旬から一部の小学校・幼稚園・保育園で再度増加し学級閉鎖となっている小学校も出てきましたので御注意ください。

スギ花粉症のピークは越え飛散量はやや減少してきていますが、その代わりにヒノキの花粉の飛散量が徐々に増えてきています。花粉症が心配な方は 2023年に作成したスギ花粉症と対策や対処療法についてを参照ください。。。

3月下旬の菊名周辺の感染症の動向をお伝えします。

インフルエンザは菊名周辺でやや増加しています。インフルエンザBも増えてきていますので御注意ください。

RSウイルス感染症は一部の保育園で流行しています。治療薬はなく対処療法が中心のウイルス疾患です。発熱・咳嗽・鼻汁が出現し、2歳未満の乳児が感染すると呼吸症状が悪化し喘息のような喘鳴(ゼーゼー)が出現し、肺炎・中耳炎等を合併しやすいため注意が必要です。小学生では発熱は少なく、喘息症状が悪化したり咳嗽が長引く症例が多いようです。

感染性胃腸炎嘔吐・下痢が流行しています。感染を予防するためにも、手洗い・うがいを心がけましょう。

伝染性紅斑は減少傾向です。両側の頬(ほほ)・上腕(二の腕)・大腿(ふともも)が赤くなるのが特徴的な疾患です。

HMPV(人メタニューモウイルス)が少し流行しています。治療薬はなく対処療法が中心のウイルス疾患です。インフルエンザやコロナウイルスが陰性なのに、発熱が3日以上持続する場合にはかかりつけ医に検査を相談してみましょう。