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1月中旬の感染症の動向について・・・【 小児科 】|きくな小児科皮ふ科内科クリニック|菊名駅の小児科・皮ふ科・内科

1月中旬の感染症の動向について・・・【 小児科 】

来週には1月20日の「大寒」となり、一年で一番寒い時期になります。ここ数日は横浜市でも最低気温が氷点下を下回ることも出てきましたので体調管理には御注意ください。

感染予防に手洗いは重要ですが、手を洗いすぎたり石鹸を使いすぎてしまうと、しもやけ・あかぎれなどになりやすく、手を洗う際には凍みたり痛みが出てきますので御注意ください。。。

1月中旬の菊名周辺の感染症の動向をお伝えします。

インフルエンザは、菊名周辺では年末までに一旦落ち着いていました。年末年始の帰省・旅行の影響か新年になりインフルエンザB型が流行している小学校が出てきました。インフルエンザは発症早期に抗インフルエンザ薬を使用する事で、症状が軽減すること・ウイルスの排出が減少すること、家族への感染が減少することがわかっています。発熱48時間以内に治療を開始しないと薬剤の効果が期待できないため発熱翌日にかかりつけ医を受診しましょう。

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が少しづつ増加しています。感染を予防するためにも、手洗い・うがいを心がけましょう。

RSウイルス感染症は、一部の保育園で流行しています。発熱・咳嗽・鼻汁が出現し、2歳未満の乳児が感染すると呼吸症状が悪化し喘息のような喘鳴(ゼーゼー)が出現し、肺炎・中耳炎等を合併しやすいため注意が必要です。有効な抗ウイルス薬はありません。小学生では発熱は少なく、喘息症状が悪化したり咳嗽が長引く症例が多いようです。

溶連菌感染症が一部の保育園・小学校で流行しています。咽頭痛・発熱・発疹(汗疹のような痒みのある発疹)などを認めることがありますが、咳嗽を伴わないのが特徴的な疾患です。発熱を伴わずに発疹だけで発症することがあり、治療せずに放置すると腎炎を引き起こす事がありますので御注意ください。

インフルエンザやRSウイルス感染症では適切に治療されていても、その後1か月以上咳嗽が持続する「感染後咳嗽」の症例が増えています。喘息やアレルギー疾患がある症例では感染症罹患後に咳嗽が長引きやすいので注意しましょう。。。