4月上旬の感染症の動向とスギ・ヒノキの花粉飛散について・・・|きくな小児科皮ふ科内科クリニック|菊名駅の小児科・皮ふ科・内科

〒222-0021神奈川県横浜市港北区篠原北2-4-5 ウエストーレ丸菱ビル1階店舗A
045-717-6850
ヘッダー画像

きくなコラム

COLUMN

4月上旬の感染症の動向とスギ・ヒノキの花粉飛散について・・・|きくな小児科皮ふ科内科クリニック|菊名駅の小児科・皮ふ科・内科

4月上旬の感染症の動向とスギ・ヒノキの花粉飛散について・・・

日々の気温差に加えて一日の最高・最低気温の差も大きく体調管理が難しい日が続いています。。。

菊名周辺の保育園・幼稚園ではインフルエンザが増加・流行し、一部の小学校ではRSウイルス感染症・百日咳感染症が増加していますので御注意ください。

スギ花粉症のピークは過ぎてほぼ落ち着いていますが、ヒノキの花粉の飛散量が増えています。花粉症が心配な方は 2023年に作成したスギ花粉症と対策や対処療法についてを参照ください。。。

4月上旬の菊名周辺の感染症の動向をお伝えします。

インフルエンザは菊名周辺の保育園・幼稚園で増加しています。インフルエンザBが増えてきていますので御注意ください。

RSウイルス感染症は一部の小学校で流行しています。治療薬はなく対処療法が中心のウイルス疾患です。発熱・咳嗽・鼻汁が出現し、2歳未満の乳児が感染すると呼吸症状が悪化し喘息のような喘鳴(ゼーゼー)が出現し、肺炎・中耳炎等を合併しやすいため注意が必要です。小学生では発熱は少なく、喘息症状が悪化したり咳嗽が長引く症例が多いようです。

感染性胃腸炎嘔吐・下痢が流行しています。感染を予防するためにも、手洗い・うがいを心がけましょう。

今年は百日咳が流行しています。発熱は認めないのに咳嗽・咳込みが徐々に強くなるのが特徴です。治療が遅くなると抗菌薬を投与しても症状が改善・消失するまでに期間を要するため早めの治療が必要な疾患です。