太陽の軌道（黄道）と月の軌道（白道）は約５．１度傾いているため、朔（新月：太陽－月－地球）や望の（満月：太陽－地球－月）となっても、必ずしも日食や月食が起こるわけでは無いそうです。

月と太陽の軌道の傾きの差が小さい所で朔や望となった時に日食や月食が起こるのですが、世界では月食が１～２回／年、日食が２～４回／年発生しているそうです。日本で観測できる次回の皆既月食は、２０２５年９月８日と４年後になるそうです。

通常の満月は太陽の光を反射して白く輝いていますが、皆既月食では地球の大気を通過することが出来た波長の長い赤い光だけが月の表面を照らすため、「ブラッドムーン（赤銅色の満月）」が浮かび上がることになります。

今回の皆既月食は１９：１６～２０：４２の間、東から南東の空で観測出来るので、当日は晴れるといいな～～と思っています。