梅雨の晴れ間の 五月晴れ・・・・
- 2022年6月19日
- 小児科
例年よりも1日早い6月6日に関東地方も梅雨入りをしましたが、ここ数日はとってもいい天気です。
まさに「梅雨の晴れ間の五月晴れ」です。でも、なぜ梅雨(6月になっている)なのに五月晴れなのでしょうか?
原因は「暦の改定」にあるようです。江戸時代の日本では太陰太陽暦(天保歴)が使用されていて明治時代初期まで使用されていましたが、明治6年に現在私たちが使用している太陽暦(グレゴリオ歴)になりました。
太陰太陽暦(天保歴)の明治5年12月2日の翌日(本当は12月3日)なのに、太陽暦(グレゴリオ暦)の明治6年1月1日とすることに決定したため、以前使用されていた太陰太陽暦(天保歴)と約1カ月のズレが生じてしまったそうです。
そんな理由で、七夕(7月7日)も太陰太陽暦の七夕(現在の8月初め)と1カ月ほどズレてしまいました。現在の日本各地でのお祭りが8月初めに多いのは、旧暦の七夕祭りの影響なのかもしれません。
ズレていると言えば、近隣の保育園では真冬に流行するはずのRSウイルス感染症が、季節はずれの初夏である6月になぜか今年も流行しています。
予防接種・乳児健診を希望される方は、乳児健診・予防接種の専用時間帯での予約をお勧めします。。。