スポーツの秋ですが・・・・
- 2022年10月23日
- 小児科
秋と言えば、食欲の秋・芸術の秋、そしてスポーツの秋ですが・・・
秋の爽やかな過ごしやすい気候になると、公園や校庭などでの課外活動やスポーツでの打撲・外傷の機会が増える季節でもあります。
10月19日夜に行われた第38回横浜市医師会学校医部会では、眼科医師からコンタクトレンズ眼障害・スポーツ眼外傷についてのWeb講演がありました。
頬や眼周囲の鈍的外傷では眼窩吹き抜け骨折、こめかみの外傷では外傷性視神経症(視束管骨折)という疾患が起こる可能性があるそうです。
外傷により上記の疾患を合併すると視力低下を伴うことがあるため、複視(物がダブって見える)・眼球運動障害などを注意深く確認する必要がありますが、乳幼児では協力を得ることが難しく、小児科クリニックでは適切な診療や診断が出来ません。
このため眼の近くの外傷・打撲等で当院に来院された患者の方には、当院受診後に再度必ず眼科医療機関を受診していただくように御説明しております。
外傷・打撲を認めた場合には、打撲を受けた部位の外科系医療機関(眼科・耳鼻科・脳神経外科など)を受診していただくことが重要だと改めて勉強させて頂きました。