菊名周辺で感染性胃腸炎かなと感じたら【小児科・症状・対応】|きくな小児科皮ふ科内科クリニック|菊名駅の小児科・皮ふ科・内科

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菊名周辺で感染性胃腸炎かなと感じたら【小児科・症状・対応】|きくな小児科皮ふ科内科クリニック|菊名駅の小児科・皮ふ科・内科

菊名周辺で感染性胃腸炎かなと感じたら【小児科・症状・対応】

感染性胃腸炎とは

感染性胃腸炎とは、細菌・ウイルス・寄生虫などの多種多様な感染性病原体による嘔吐や下痢などの胃腸症状を主症状とする感染症の総称です。

ウイルスの感染により起こるウイルス性胃腸炎が感染性胃腸炎の大半を占めています。

一般的には胃腸炎、嘔吐・下痢症などと呼ばれたり、「おなかの風邪」と言われたりします。

 

感染性胃腸炎の原因病原体

細菌性 : 腸炎ビブリオ、病原性大腸菌、サルモネラ、カンピロバクターなど

寄生虫 : クリプトスポリジウム、アメーバ、ランブル鞭毛虫など

ウイルス: ノロウイルス、サポウイルス、ロタウイルス、腸管アデノウイルスなど

 

感染性胃腸炎の感染経路

感染性胃腸炎の主な感染経路は経口感染です。

経口感染とは病原体で汚染された食品や水分を直接摂取する他に、病原体が付着した病原体(ドアノブ・手すり)や吐物や便などに含まれる病原体が手指などを介して摂取することで起こる感染です。その他、飛沫感染することもあります。

2枚貝(牡蠣・アサリ・蛤など)はノロウイルスに汚染されていることが多く、十分に加熱せずに摂取したり、調理中に手指を介して感染したりすることがあります。ノロウイルスはごくわずかなウイルス量でも感染するため、ノロウイルスに感染している無症状の人(保菌者)が調理した食べ物を摂取することでノロウイルスに感染することもあります。

 

主なウイルス性胃腸炎の特徴

<ノロウイルス>

潜伏期間 : 1日 ~ 2日

吐き気・嘔吐、下痢、腹痛などが主な症状で発熱はあっても軽度です。症状は比較的軽く数日で改善します。

感染しても症状が出ない場合や軽い風邪症状の場合もあります。

 

<ロタウイルス>

潜伏期間 : 2日 ~ 4日

ワクチンを接種していない乳幼児が感染した場合には、高熱、嘔吐の他に水のような下痢が1週間以上続く場合があり、脱水症状がひどく入院することもあります。極まれに、痙攣や脳症などの合併症が起こることがあります。

感染を繰り返すことで徐々に症状が軽症化するため、大人の感染者では多くの場合、症状を認めません。

ワクチンが定期接種化された現在では、重症化する乳幼児はとても少なくなっています。

 

<腸管アデノウイルス>

潜伏期間 : 3日 ~ 10日

嘔吐・下痢や腹痛が主な症状ですが、他のウイルス性胃腸炎よりも発熱を認めることが多いのが特徴です。下痢は長期間にわたりウイルス排泄期間も長くなります。

 

感染性胃腸炎かなと思ったら?

横浜市菊名駅やその周辺で「もしかしたら感染性胃腸炎かもしれない」「下痢や嘔吐などがある」などと思ったらJR横浜線・東急東横線「菊名駅」徒歩1分の「きくな小児科皮ふ科クリニック」を受診してください。小児科専門医による診療を土曜日の午前も受け付けています。

 

まとめ

・感染性胃腸炎とは多種多様な感染性病原体による嘔吐や下痢などの胃腸症状を主症状とする感染症の総称です。

・感染性胃腸炎の主な原因はウイルスであり、主な感染経路は経口感染です。

・嘔吐と下痢などの消化器症状が主な症状です。