菊名周辺でヒブワクチンを受けたいと思ったら【小児科・接種スケジュール】
- 2022年11月4日
- 小児科
ヒブ(Hib)とは
ヒブワクチンの「ヒブ(Hib)」とはヘモフィルスインフルエンザ菌b型(Haemophilus influenza type b)の略です。
ヘモフィルスインフルエンザ菌b型(Hib)という細菌は、集団生活が始まる年齢には、ほとんどのお子さんが鼻腔に保菌している細菌の一つです。何らかの原因で気道に感染し、肺炎や中耳炎、極まれに敗血症・髄膜炎などの重度の合併症を引き起こす事があります。
髄膜炎になった場合には3~6%の子供が死亡し、生存した子供の20%に難聴・精神発達遅滞などの後遺症を残すと言われています。
重度の合併症は小さい子どもほど発症しやすく、特に0歳児でのリスクが高いとされています。
ヒブワクチンの効果
ワクチン接種により敗血症や髄膜炎のような重篤なHib感染症にかかるリスクを95%以上減らすことができると報告されています。
ヒブワクチンの標準的な接種スケジュール
1回目は生後2か月から、ロタウイルスワクチン・肺炎球菌ワクチン・B型肝炎ワクチンとの同時接種が可能です。27日(4週間)以上の間隔をあけて続けて3回接種し、3回目から7か月以上の間隔をあけて1歳以上で追加接種を行います。
菊名周辺でヒブワクチンを受けるなら
横浜市菊名駅やその周辺で「ヒブワクチンを受けたい」と思ったらJR横浜線・東急東横線「菊名駅」徒歩1分の「きくな小児科皮ふ科クリニック」を受診してください。
まとめ
・ヒブワクチンとはHibによる重症感染症を予防するワクチンです。
・Hibによる敗血症や髄膜炎のような重篤な感染症を発症するリスクを95%以上減らすことができると報告されています。