新型コロナ乳幼児接種について その4
- 2022年10月26日
- 小児科
横浜市で11月からはじまる乳幼児の新型コロナワクチンは、生後6カ月から4歳以下の方が対象となります。
有効成分は大人の10分の1、5歳~11歳の約3分の1となっています。
乳幼児での有効性は、アメリカ・ヨーロッパでオミクロン株が流行した時期の1100人の臨床試験では、新型コロナワクチンを接種した791人のうち、その後新型コロナに感染したのは13人。プラセボを接種した351人のうち、その後新型コロナに感染したのは21人(2022年6月17日時点)で、3回接種後の発症を予防する効果は73.2%だったと報告されています。
ワクチンを接種した場合に新型コロナを発症する確率は、接種しない場合と比較して4分の1程度になると考えて頂ければ良いかと思います。