夜盗虫が・・・・
- 2023年4月30日
- 小児科
29日の昼間に妻が育てている「ナデシコ」を何気なく見てみたら、葉っぱが白く透けていたり食べられたりしていました。
葉っぱの後ろや花の近くを注意深く観察してみましたが、毛虫や芋虫は一匹も見当たりませんでした。
「これは・・・」と思って夜にもう一度観察してみると、体長2~4㎝ほどの茶色の虫が10匹以上見つかりました。夜盗虫(ヨトウムシ・夜盗蛾の幼虫)でした。。。
夜盗虫は蛾の幼虫のため夜に活動するのが特徴で、日中は土の中に隠れているそうです。アゲハやモンシロチョウの幼虫は、蝶と同じで日中に活動しているので昼間でも見つけやすい害虫です。。。
大きな夜盗虫になってしまうと一晩で一株程度は食べてしまい、植物が枯れてしまったり、殺虫剤も効果が弱くなるののが特徴です。
喘息やクループも夜間や明け方に咳嗽が出現し日中には症状が落ち着くことが特徴的な疾患ですが、症状が持続し悪化すると日中にも症状が出現し、悪化してから治療を開始しても症状が改善するまでに時間がかかります。
害虫でも疾患でも、早めの対処が肝心です。。。