喘息の診断と治療について・・・その1
- 2022年6月13日
- 小児科
今年の関東地方は6月6日に梅雨入りをしました。令和3年よりも8日早く、例年よりも1日早い梅雨入りです。
梅雨に入ると増えてくる疾患に汗疹・j蕁麻疹・虫刺されなどの皮膚疾患がありますが、実は喘息の発作も出やすい時期と言われています。
小児科の診療案内にも書きましたがが、
① 息を吐くときにゼーゼーする
② 気管支拡張剤・吸入などの薬が、咳症状の改善に効果がある
③ ①②の症状を3回以上繰り返す の全てを認めた場合に、喘息と診断します。
夜中から明け方にかけて咳が出やすく、日中に咳が落ち着くことが多いことも特徴です。
風邪をひくと咳が出やすい、咳が長引きやすい、走ったり運動すると咳が出るなどの症状を認める場合には、かかりつけの小児科医師を受診し喘息について相談してみると良いかもしれません。その2へ