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きくなコラム

COLUMN

タミフルについて|きくな小児科皮ふ科内科クリニック|菊名駅の小児科・皮ふ科・内科

タミフルについて

タミフル

一般名 オセルタミビルリン酸塩
作用機序 

A型・B型インフルエンザウイルスのノイラミニダーゼを選択的に阻害

感染した細胞からのウイルス遊離を抑制し、ウイルスの増殖を抑制する

剤型 ドライシロップ カプセル
用法 1日2回 5日間 計10回 経口投与
耐性株の出現 新型コロナ感染症の流行後から耐性株が消失している
効果 発熱期間:1~2日間の短縮  ウイルス排出期間の短縮
有効性の比較  リレンザ ≧ タミフル = ゾフルーザ ≧ イナビル
メリット 新生児~乳児に対しても投与が可能
注意点  解熱後も2峰性の発熱を予防するために5日間の内服を継続する必要あり
尿中への排泄が主な排泄経路のため、腎機能低下患者への投与時には内服量の調節が必要
治療薬の投与の有無に関わらず、インフルエンザ感染に伴う異常行動が出現する可能性があるため、48時間は一人にしないように注意すること