インフルエンザが横浜市でも流行しています。その3
- 2023年1月17日
- 小児科
港北区でもインフルエンザの流行が開始しました。
港北区ではインフルエンザAが流行していますが、発熱した翌日の朝に一旦解熱する方がおられるようです。嘔吐や下痢症状という胃腸炎の症状がメインとなる方もおられるようです。
上記のような場合に、ついインフルエンザとは思わずに自宅で経過観察してしまうと、検査が遅れインフルエンザの治療開始も遅くなることがあります。
抗インフルエンザウイルス薬は発症早期に投与することで効果が高くなります。早期に投与することで排出するウイルス量を減少させ家族内での感染予防の効果も高くなることがわかっています。そして発症から48時間以上経過すると効果が弱いこともわかっています。
翌朝に一旦解熱していても発熱翌日には、インフルエンザの検査をすることをお薦めします。