あせも(汗疹)が出来やすい季節になりました。。。【 小児科 】
- 2026年5月28日
- 小児科
あせも(汗疹)は子供(特に乳幼児)に出来やすい皮膚トラブルの一種です。
汗をかいた後そのまま放置していると、渇いた汗の成分により汗腺(汗の出入り口や通り道)が目詰まりを起こします。すると汗を外に放出することが出来ず、汗腺内に汗が溜まってしまうことで汗疹が生じます。
今の時期のように高温で湿度の高い環境、通気性の悪い衣類の着用、汗をかいたまま様子を見てしまう、必要以上の保湿剤の使用など、様々な原因があせもの引き金になります。
主な症状はかゆみを伴う赤いぶつぶつや小さな水ぶくれが出現します。夏場は蒸れやすい胸や背中に出る事が多いようです。
痒みがあるため、掻き壊してしまうと細菌感染症(とびひ・膿痂疹)を引き起こし、症状が悪化する事があります。
広い範囲に汗疹が出来ると汗をかきにくくなり体温調節がうまくいかず熱中症のリスクが高まる事があります。
治療の基本は、皮膚を清潔に保ち、汗をかいたら長時間放置しないことです。「できれば汗をかいたらすぐにシャワーや流水で洗い流す」「おしぼりなどで汗を早めに拭き取る」「通気性の良い衣類を着用する」といった対策が有効です。
痒みや赤みが強い場合は、適切な外用剤を使用します。
溶連菌感染症や膿痂疹などとの鑑別が難しい場合がありますので、症状が悪化する前にかかりつけの小児科を受診しましょう。

