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虫刺され(刺虫症)について・・・その5 【 小児科 】|きくな小児科皮ふ科内科クリニック|菊名駅の小児科・皮ふ科・内科

虫刺され(刺虫症)について・・・その5 【 小児科 】

蚊への吸血予防に対して、忌避剤(虫除け薬)はどの程度効果があるのでしょうか?

忌避剤は殺虫剤では無いため、蚊を殺傷する効果はありません。満遍なく露出部位に塗布することにより蚊に捕捉されにくくなる(蚊に対して目隠しとなる)効果が期待できる薬剤です。塗りムラがあると塗ってない部位を集中して刺されてしまうことがあります。

ディート(N,N-diethyl-m-toluamide:ジエチルトルアミド)が含まれている忌避剤では、蚊への吸血予防に効果があることがわかっています。

ディート24%配合で約5時間、20%配合で約4時間、7%配合で約2時間と濃度が高いほど予防効果(目隠し効果)が持続します。ただし発汗や水遊び・手洗い等により忌避剤が消失するため、実際には上記よりも予防効果時間は短くなります。

小児に対してディート含有の忌避剤を使用する場合には注意が必要です。厚生労働省からは12歳未満では下記のように指示が出ています。

・6か月未満の乳児には使用しない事

・6か月以上2歳未満では、1日1回

・2歳以上12歳未満では1日1~3回

湿疹・かぶれ・傷などがある部位には使用しないようにする事・衣服の下の皮膚には使用しない事・眼に入ったり、飲んだり、なめたり、塗布した手で目をこすったりすることが無いように保護者が注意する事等を保護者が注意することになっています。

また忌避剤による接触性アレルギー(塗布によるかぶれ)が起こることもあります。

虫除けのリングやブレスレット等には、蚊を含めて虫除け効果は期待できませんので御注意ください。

お子さんに忌避剤を使用する場合には上記を理解した上で適切に使用しましょう。

でも 実際に蚊に刺されてしまったら・・・ は次回へ