喘息の診断と治療・・・その6|きくな小児科皮ふ科クリニック|菊名駅の小児科・皮ふ科

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喘息の診断と治療・・・その6|きくな小児科皮ふ科クリニック|菊名駅の小児科・皮ふ科

喘息の診断と治療・・・その6

気管支喘息では、喘息発作を起こさないように予防することが重要と、今までのコラムでも説明していますが、なぜ発作を起こさないようにすることが重要なのでしょうか?

発作治療薬を数日飲んで症状が落ち着けば、その後は内服しなくても良いのでは?と思う保護者の方も多いと思います。

 

喘息の発作時には、軽い症状でも発作時に気道の上皮や肺の組織が損傷されることがわかっています。発作を繰り返すことにより損傷を受けた気道の上皮や肺の組織が修復される際に、正常な組織には修復されず異常な組織(瘢痕・リモデリング)に置き換わることが分かっています。

一度リモデリングが起こってしまった組織は正常な組織に修復されることがありません。

それどころかリモデリングが起こった組織からは、過剰な分泌物や炎症性サイトカインといった物質を放出することになります。これによりますます気道が閉塞したり気道が過敏な状態となり、喘息の発作を繰り返すこととなり、さらなる肺のリモデリング化が進行すると考えられています。

 

このようなことから喘息発作を予防するために症状が落ち着いている状態でも長期管理薬(コントローラー)を継続して内服・吸入する必要があると考えられています。