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きくなコラム

COLUMN

ゾフルーザ について|きくな小児科皮ふ科内科クリニック|菊名駅の小児科・皮ふ科・内科

ゾフルーザ について

ゾフルーザ

一般名

バロキサビル マルボキシル

 

作用機序     

A型・B型インフルエンザウイルスのキャップ依存性エンドヌクレアーゼを選択的に阻害する

ウイルスmRNAの合成を阻害し、ウイルスの増殖を抑制する

 

剤型

錠剤

 

用法

1回 単回経口投与

 

耐性株の出現

A型(H3N2型)罹患時、6歳以下の乳幼児では耐性株が出現し、症状が遷延化する可能性あり

 

 

効果

発熱期間:1~2日間の短縮  ウイルス排出期間の短縮

 

有効性の比較 

リレンザ > タミフル = ゾフルーザ ≧ イナビル

 

メリット

単回経口投与であり、飲み忘れによる効果減少がない

 

注意点 

乳幼児では耐性株の出現・症状の遷延化みついて注意する必要あり

 

単回経口投与のため、内服直後の嘔吐で効果が期待できない可能性あり

 

治療薬の投与の有無に関わらず、インフルエンザ感染に伴う異常行動が出現する可能性があるため、48時間は一人にしないように注意すること