便秘症の治療方法(生活・排便習慣の改善)
- 2024年10月2日
- 小児科
便秘症の治療として最初に必要なことは、食事内容・排便習慣・(学童以降では運動習慣)など日常の生活習慣の改善です。
食事の摂取(乳児では哺乳)の全体量を見直し(増量させたり)、過剰な発汗による水分不足(特に乳幼児では着衣や寝汗などが過剰な場合)にも注意する必要があります。
朝食を抜いたり食事を食べずに寝かせたりしないように、規則正しくバランスが取れた食事をするように心がけましょう。
便秘症の幼児は硬い便を排出する前に、便意を感じても排便を我慢して足を交叉させたり走り回ったりすることがあります。部屋のすみで座り込んだり、人や物にしがみついて立ったまま排便する事もありトイレで排便できないお子さんもいます。
トイレトレーニングを開始する場合には便秘の治療を行って規則的な排便習慣が確立してから開始しましょう。