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きくなコラム

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離乳食 ( 9~11か月 )|きくな小児科皮ふ科内科クリニック|菊名駅の小児科・皮ふ科・内科

離乳食 ( 9~11か月 )

9~11か月になると捕食時に口唇がしっかりと閉じ、咀嚼時に左右の口角が交互に収縮するようになります。

( 咀嚼側の口角が緩むことから、咀嚼していな側の口角が収縮したように見えます )

咀嚼時に舌の先が左右に動くようになり、舌で離乳食を歯茎に乗せてすりつぶすような咀嚼をするようになります。。

( 画面一番下の図を参照してください )

中期の離乳食も増量出来ていて、舌の動きも上記のようになっていれば離乳食後期へと移行しましょう。

離乳食後期の スプーンの使い方

離乳食の回数は 早めに2回⇒3回へ増やしていきましょう。出来るだけ毎日同じ時間に離乳食を食べさせるようにしましょう。

柔らかく粘調度のあるもの(カボチャ・サツマイモ・ジャガイモ等を軟らかく煮たもの)が摂取できるようになります。

軟らかさの目安は中期よりやや硬めで「親指と中指で挟んで簡単につぶれる程度まで煮込んだ軟らかさ」が目安です。

押しつぶした後に食物繊維の残る食材や刻み食などの場合、この時期のお子さんではまだ飲み込みずらく咽易いので注意が必要です。

離乳食の作り方が心配な方は、和光堂から販売されている「初めての離乳食」を利用してみると簡単かも・・・。

離乳食の進め方については「 港北区でお配りしているパンフレット(9~11か月) 」を参照しても良いかもしれません。