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離乳食として、初めて卵を食べさせるときは・・・|きくな小児科皮ふ科内科クリニック|菊名駅の小児科・皮ふ科・内科

離乳食として、初めて卵を食べさせるときは・・・

離乳食として卵を初めて食べさせる時には注意が必要です。

湿疹が出来やすかったりよだれかぶれが出来やすいお子さんの場合は、特に注意が必要です。

耳かき一杯の量であっても固ゆで卵をそのまま摂取させたりすると、食物アレルギーや接触性アレルギー(口の周りが赤くなる)が起きることがあります。

電子レンジで加熱したりフライパンで焼いたりしただけの手作りの卵含離乳食では、さらに接触性アレルギーや食物アレルギーが起こりやすくなります。

では、どうしたら良いのでしょうか???

お子さんに卵を摂取させようとしているという事は、すでに穀類(お粥・パンがゆ)などの摂取は安全に済まされている状況と考えます。

その時点で異常が無いのであれば食パン(小麦)の摂取は可能なため、山崎のダブルソフトという食パンを少量から摂取する事をお勧めしています。

一般的に市販されている食パンは卵を使用していない製品ばかりなのですが、山崎のダブルソフトには少量の卵(全卵)が含まれています。

ダブルソフト1㎝角の立方体:1個の中には全卵蛋白量:約1㎎しか含まれていませんので、初めての摂取でも卵の食物アレルギーが起こる可能性は全卵固ゆで卵を食べさせるよりも低くなると考えられます。

1㎝角の立方体:1個を数日間摂取しても異常が無ければ、その後は摂取する数を少しづつ増やしていくとお子さんの離乳食として安心して卵の摂取含有量を増やせると思われます。