菊名周辺でムンプス(おたふく風邪)ワクチンを受けたいと思ったら【小児科】
- 2022年11月4日
- 小児科
ムンプス(おたふく風邪)とは?
おたふく風邪は流行性耳下腺炎とも呼ばれていて、パラミクソウイルス科のムンプスウイルスによって起こる伝染性の感染症です。
年間の患者報告数は10~20万人(罹患者の推計は100万人以上)と言われています。
ムンプスウイルスに感染したら?
潜伏期間は2~3週間(平均18日前後)。唾液腺(耳下腺・顎下腺など)の腫脹・圧痛・発熱などで発症し、1~2週間で通常は軽快します。両側あるいは片側の耳下腺が腫脹することが多いようです。約10%に無菌性髄膜炎を合併します。
思春期以降の感染では、男性では20~30%に睾丸炎、女性の約7%に卵巣炎を合併します。
感染した200~1000人に1人の割合で、重度の難聴になると報告されています。
ムンプスワクチンの効果
接種者の約90%が有効なレベルの免疫を獲得し、接種後の罹患は1~3%程度であったと報告されています。
ムンプスワクチンのスケジュール
1歳になったら1回目の接種を行いましょう。
日本小児科学会では年長時に2回目の接種を推奨しているため、当院でも年長時での2回目接種を説明しています。
菊名周辺でムンプス(おたふく風邪)ワクチンを受けるなら
横浜市菊名駅やその周辺で「ムンプス(おたふく風邪)ワクチンを受けたい」と思ったらJR横浜線・東急東横線「菊名駅」徒歩1分の「きくな小児科皮ふ科クリニック」を受診してください。
まとめ
・おたふく風邪は流行性耳下腺炎とも呼ばれていて、ムンプスウイルスによって起こる伝染性の感染症です。
・感染した200~1000人に一人程度の割合で、重度の難聴になると報告されています。
・ムンプスワクチンの1回の接種で約90%予防することができます。