菊名周辺で二種混合(DT)ワクチンを受けたいと思ったら?【小児科】|きくな小児科皮ふ科内科クリニック|菊名駅の小児科・皮ふ科・内科

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菊名周辺で二種混合(DT)ワクチンを受けたいと思ったら?【小児科】|きくな小児科皮ふ科内科クリニック|菊名駅の小児科・皮ふ科・内科

菊名周辺で二種混合(DT)ワクチンを受けたいと思ったら?【小児科】

二種混合(DT)ワクチンとは?

二種混合(DT)ワクチンは、ジフテリア(Diphtheria)と破傷風(Tetanus)を予防するワクチンです。
ジフテリアはジフテリア菌(主にCorynebacterium diphtheriae)という細菌が作る毒素によって引き起こされる感染症です。1945年頃は日本で8万人の報告がありましたが、ワクチンの定期接種化により1999年以降日本で人での届け出はありません。
破傷風は、土の中に普通に存在する破傷風菌(Clostridium tetani)という細菌が作る毒素によって引き起こされる感染症(神経疾患)です。1950年頃は毎年1000人以上が発症していました。定期予防接種化の効果で、現在の発症は年100人程度、死亡は年5~9名と減少し、発症した人も予防接種をしていない人がほとんどです。

 

ジフテリア菌に感染したら?

潜伏期間は2~5日程度。飛沫感染や濃厚接触で感染した動物(ネコ・イヌ)を介して、主に気道から感染します。発熱・咽頭痛・嚥下困難などが出現し、扁桃・咽頭・鼻などの粘膜に厚い灰白色の偽膜が形成されます。適切な治療を行っても致死率は5~10%程度あります。

 

破傷風菌に感染したら?

潜伏期間は3~21日(平均10日)です。破傷風菌(Clostridium tetani)の芽胞が土などで汚れた傷から入り、創傷部位で破傷風菌が増殖し毒素を産生することで発症します。症状として、筋の痙攣、硬直などがあり、最初に口があけにくい症状(開口障害)を認めることが多いようです。

 

二種混合ワクチンの効果

4種混合ワクチンと2種混合ワクチンの適切な接種によって、ジフテリアでは95%程度、破傷風ではほぼ100%、罹患リスクを減少させると報告されています。

 

2種混合ワクチンのスケジュール

11歳以上13歳未満で1回接種します。4種混合(または3種混合)を適切に接種していない場合には十分な効果が得られないため、接種回数を母子手帳で確認しましょう。

 

菊名周辺で二種混合(DT)ワクチンを受けるなら

横浜市菊名駅やその周辺で「二種混合(DT)ワクチンを受けたい」と思ったらJR横浜線・東急東横線「菊名駅」徒歩1分の「きくな小児科皮ふ科クリニック」を受診してください。

 

まとめ

・二種混合(DT)ワクチンは、ジフテリア・破傷風を予防するワクチンです。
・二種混合(DT)ワクチンの接種で、ジフテリアを95%、破傷風をほぼ100%予防することができます。