１０月に入り朝の最低気温が１５℃程度に下がり、季節もすっかり秋になりました。

鼻かぜをひいたり喘息発作が出やすい時期になりましたので、体調管理には気を付けましょう。

１０月上旬の菊名周辺の感染症の動向をお伝えします。

インフルエンザや新型コロナ感染症が、菊名周辺の小学校や中学校で流行しており学級閉鎖となっている学校が数か所あります。

インフルエンザは発症早期に抗インフルエンザ薬を使用する事で、症状を軽減・ウイルスの排出を減少させることが可能となり、家族への感染も減少することがわかっています。発熱時は早めの受診をお勧めします。

インフルエンザウイルスとオミクロン株（XBB1.5）対応新型コロナウイルスの予防接種を開始しています。両感染症を予防するためにも、早めのワクチン接種がおススメです。

溶連菌感染症が小学校（特に低学年）で流行している学校があります。溶連菌感染症は適切に治療しないと感染後２～３週間頃に急性糸球体腎炎を合併する事がありますので注意が必要です。

感染性胃腸炎（嘔吐下痢症）が少し増加してきています。感染を予防するためにも、手洗い・うがいを心がけましょう。