RSウイルス・アデノウイルスが保育園で増加傾向です。。。
- 2024年5月19日
- 小児科
RSウイルス感染症が複数の保育園で流行しています。
熱・咳嗽・鼻汁が出現し、2歳未満の乳児が感染すると呼吸症状が悪化し喘息のような喘鳴(ゼーゼー)が出現し、症状が長引きやすい(1~2週間)のが特徴です。肺炎・中耳炎等を合併しやすい疾患のため注意が必要です。
アデノウイルス感染症(咽頭結膜熱・流行性結膜炎など)が複数の保育園で流行しています。
アデノウイルスは、咽頭結膜熱(熱・咽頭痛・結膜炎)、感染性胃腸炎(発熱・下痢)、流行性結膜炎(眼のかゆみ・眼脂)などの様々な感染症を引き起こしますが、今年は流行性結膜炎を起こしている症例が多いようです。
流行性結膜炎の確定診断には角膜・結膜ぬぐい液が必要です。事前の結膜への麻酔処置が必要で検査後には出血する可能性もあることから、確定診断を希望される場合には眼科での検査をお勧めします。
詳細は リンク先のコラムを参照ください。。。